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私たちの誰もが、義務教育の中で「建築」や「住宅」を勉強する機会を与えられていませんね。そして社会人になり、さていざ家を造る、家を買う時を迎えたとき、何にも分からないまま一生を左右する金額のローンを背負うことになります。
そこで、「難しいことや分からないことは専門家に任せればいい。そのために専門家がいる」。確かにそうです。しかし、そうした事が日本の住宅を26年程度の寿命にしましたし、耐震偽装事件にもつながるだけでなく、計り知れない無駄とゴミを山積みにしたと思います。
家づくりは、一生に一度か二度の大事業です。しかし、残念ながら、高額ゆえに日用品のように失敗による学習効果を発揮できるものではありません。モデルハウスもモデルであって本物ではありません。それだけを見て信用してはいけません。家は出来上がって住んでみないと、本当に良かったかどうか解らないものの代表選手なのです。素人が住宅のプロを相手に、問題のない家を造るのは至難のことと思います。また、言われるままに信用せざるを得ないのが現実です。
では、どのように家づくりを進めて行けばよいのでしょうか。まず、ユーザー自身が正しい知識を身に付けることです。いい家づくりを行なうには、これが遠いようで一番の近道になります。本来家づくりは楽しいものです。この楽しい時間を「すべてメーカーにお任せします」というやり方は一番良くないのです。こんな方に限って後でトラブルになることが多く、実にもったいないことをしていると思います。ユーザーがもっと家のことを勉強すれば、無駄に高いだけの家を買うこともありません。
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